上級者向けのドロップオフダイビング

かつては地続きであった事実を示すように、地上と同じく海の中にも様々な地形があります。岩場に洞窟に崖にと、一度潜れば存外に荒々しい海底の形を見られるポイントは、海そのものを愛するダイバーに人気です。

海中にある断崖や急斜面は、ドロップオフダイビングの舞台になります。海底に向かって垂直に潜っていく、他のどんな場所でも味わえない体験ができる特殊なダイビングです。

深く長く思うがままに潜る技術が必要となることはもちろん、暗く果ての見えない景色の中、潮の流れの変化を感じながら常に自分の位置を把握した行動が求められるため、ドロップオフダイビングはスキルの高いダイバーしか行うことが許されません。海の中での貴重な経験は、大きな危険と直結するものです。

沖縄ダイビングの名所である石垣島周辺には、そんなドロップオフダイビングに適した場所もあります。ダイナミックかつ神秘的なダイビングは、選ばれたものが限られた地で行える特別なものです。

ドロップオフダイビングに挑戦する準備として、上級者レベルのダイビングライセンスの取得が必須です。初級レベルなら沖縄旅行中にもとることが可能となるダイビングライセンスも、上級者レベルを対象にするなら気軽な気持ちでは受かりません。ライセンス取得のために技術や知識を身に付けることで、深い海の底でも安全なダイビングが楽しめるようになるのです。

多種多様な目的を持った人が集まる沖縄ダイビング

ダイビングと言っても目的は人それぞれ違います。スポーツと異なり、明確なルールが決まっているわけではないので、個人が自由に目的を定めて取り組むことができるのがダイビングの特徴なのです。初心者の沖縄ダイビングには、なんとなくダイビングをやってみたいという人から写真を撮りたいという人まで老若男女が集まります。

初心者の目標としてすすめたいのは水中で浮遊する感覚を身体で覚えることです。海中の潮の流れに身を任せてゆらゆらと漂ってみたり、海中生物の音に耳を済ませたりして五感をフル活用することを目的にするとすんなりダイビングの世界に入っていくことができます。

あまり高度な目標を立てずにありのままの水中世界を受け入れる心を作ることが大切です。少しダイビングに慣れてきたら、やっておきたいのがフィッシュウオッチです。初めは有名な魚しか見分けることができませんが、見慣れてくると魚の名前を挙げることもできるようになります。

餌を与えると魚が大群になって寄ってくるので、魚が少ない時にはやってみると良いでしょう。ダイビングを終えた後にログブックと一緒に見た魚の名前を図鑑で調べてイラストと一緒に書き留めておけば、自分だけの魚図鑑を作ることが作ることができます。またログブックは面倒だという人は、写真記録を残すことをオススメします。

水中写真は防水機能付きのカメラさえあれば、いくらでもとることができます。両手で持つ大型のカメラから、片手で持てるハンディカメラまであるので好きな機種を持って行くと良いでしょう。初心者でオート機能搭載のカメラが無難です。写真にこだわりのある人は一眼レフを持って水中写真をとることもできます。沖縄の海に住む全ての魚を写真に収めるという目標を持てば、一生涯ダイビングを楽しめることでしょう。